夫とお付き合いしてる時の話。




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夫とお付き合いしてる時の話。

私の誕生日に二人でグアムに行き、夜ホテルの最上階のバーに誘われた。

「常夏の南国、海外、彼女は誕生日、二人は付き合って年単位、彼氏が彼女をバーに誘う」

これだけ条件が揃ってて、言わない訳ないよね!?言うよね!?なんか普段Tシャツしか着ないのにシュッとしたジャケット羽織ってますしね!?

この人、今夜やっと言うよね!?

プロポーズ!!!!!!

と思って、こちらもイソイソとTシャツからワンピースに着換え、わざわざ髪の毛を巻き直し挑んだが、全っっっっ……然!!!!!!それらしい話にならない。

本人の口から出ないだけで、実はこのカクテルの中に指輪が…?と思い、カクテルの中を探しても毒々しい色のサクランボしか入ってない(←バカ)

ホテルのバーのくせに、フードが湿気たポップコーンしかなく、まさかココか…?とガサガサ探してもない(←やはりバカ)

結局その日は、夫が勤めていた会社の後輩がいつも飲んでたカクテルを飲んでみたいが、名前をどうしても思い出せないという、その時の私には本当にどうでもいい話で幕を閉じた。

イラストは、グアムから帰ってきてからよく見ていた夢。

ふと思い出して、今となっては良い思い出なので、ポストしてみました。




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