プロポーズ大失敗物語〜ねぇいつになったら言うの①〜

これは夫と私がお付き合いを始めて2年半経った時に起きた話です。

夫の事はこのテーマに限り「コケシ」と呼びます。当時のあだ名です。

 

私は夫と4年半のお付き合いを経て、結婚しました。

 

当時27歳。
付き合っている人がいる、且結婚する事に前向きならそろそろ結婚を意識しソワつき出すお年頃です。

 

当時の私はガッツリソワついており、暇さえあれば自分の式を挙げたいウエディング会場をネットで調べて、両親への手紙を読む自分を想像してはちょっと泣いたりするかなりヤベー奴でした。

 

 

そんな私にコケシが「今年のめいの誕生日は、グアムに行こうか」と提案してきました。

 

誕生日にグアム!!誕生日に…グアム!!(2回目)

 

それは、もうフラグ立てましたよね?!立てたと認識して宜しいですよね!?
ついにコケシが決心したと勘違いした私は、食い気味で承諾。

 

新品ワンピースを購入し、婚約指輪を指に入れてもらう時に、手先が綺麗でなくてはと、指毛処理からの保湿を繰り返し、手の甲及び指先をツルッツルにして(左手薬指は特に入念に!!!!!!)グアムに挑みました。

 

 

誕生日当日、グアムの空港で入国審査をする際に、パスポートを見た審査官のおじさまに「君、今日誕生日じゃないか〜!ハッハッハッ」と陽気に英語で言われ、おじさまが食べる予定だったであろうチョコをプレゼントしてもらいました。

 

 

たぶんアレです。

 

 

海外の方から見たら日本人の私は27歳には見えず、初グアムに浮かれているジュニアに見えたのでしょう。実際私、浮かれていてなぜか「ABCの歌」を口付さんで入国審査したので。子供っぽさ満載です。

 

 

なので特別な事ではないのでしょうが、当時の私は「グアムに私の結婚を祝福されている!!」と脳内完全にお花畑状態で入国を果たしたのでした。

グアムには4日間滞在しましたが、スコールもなくピカピカの晴天で、それはそれは楽しい時間を過ごしました。

 

 

夜になると、いつコケシがプロポーズを仕掛けて来ても良いように、わざわざワンピースに着換え、昼に入った海やプールでガシガシな髪をセットし直し、完璧な状態で夕食に挑みました。

 

 

一日目の夜、コケシはハンバーガーショップに行きたいと言いました。

 

 

「ハンバーガー屋でプロポーズ…?あれか?海外のハンバーガーってボリュームが凄いから、よく串でハンバーガー指してあるけど、その串に指輪をハメて持ってくる演出か?」とおめでたい妄想をしながら、うっかり指輪をハンバーガーと一緒に食べないように、丁寧に丁寧に食べたのに、特に何も出て来ずハンバーガーが小さくなる度にレタスの裏側まで探しましたが、指輪は出てきません。

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がっかりする気持ちと「まだ3日あるし…」という期待の気持ちが複雑に絡み合い、グアムの1日目は終わっていくのでした。

 

 

残された時間はあと3日。さぁプロポーズされるのか?!?!

 

↑指輪を探す私。ない。




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