プロポーズ大失敗物語〜ねぇいつになったら言うの④〜

前回の記事で「よくわかった、こいつ頭おかしいわ」と思った皆様こんにちは。

 

 

頭がおかしいのに勢いだけでここまで駆け抜けた奇跡のアラサー、めいです。

 

 

今回で最終回です。私の散り様、しっかり見届けてくださいね!

 

 

 

 

 

さて、前回ポップコーンしか提供できないと言われたバーで、とりあえずはお酒とポップコーンを注文しました。

 

 

私は着席した時点から、どこに指輪が隠されているのか、こけしがどういうサプライズをしてくるのか、目をこれでもかと言うくらい見開いてギラつかせていました。

 

 

まずは注文したポップコーン。

湿気っていました。

 

 

 

南国だからですか?感想から言うと超絶まずかったです。更にはさすがはアメリカ、出てくるサイズがいちいちボリューミー。

 

湿気って超絶まずいのに大量に出してくる始末。

 

 

 

一口目で食べる気を失う程まずいポップコーンでしたが、全ては指輪の為。

 

湿気ったポップコーンにキャンキャン言っている暇など私には無いのです。

 

フードファイター並みにポップコーンを胃に流し込み、当時の私の全欲望を叶えてくれる魔法のような環状の装飾品を探します。

 

 

 

やっとの思いで容器の底が見えてきました。

 

あぁこれで指輪がどこにあるのか見つけられると感動に似た感情が湧き上がっているところに、「めいってそんなにポップコーン好きだった?追加しようか?」とコケシ。

 

 

????????????????????

 

 

この発言からして、ポップコーンの中には指輪は無いと確信。

 

 

 

ワナワナしながら「このポップコーン、すっごいまずかった」と言う私に「まずいと思ってる人が、あんな勢いで食べないでしょー!変なの〜!」と笑うこけし。

 

 

人の気も知らないでコイッツ…!と叫び喚きたいのに出来ない辛さ。

 

 

 

ポップコーンでなければ、指輪はどこに!?

 

 

ドリンクの中か!?

 

 

この南国らしいフルーツやらパラソルやらがグサグサと刺さっているカクテルの中に入っているのか!?とパラソルを使って中を探すも見つからず。

 

2杯目、3杯目も然り。ペースばかり上がり変に酔っていきます。

 

 

 

 

入店して早1時間…
こけしの行動にいちいち反応しすぎて、息切れをしだす私の前で、こけしは腕を組み硬い表情をし始めました。

「参ったなぁ…どうしようかな。うーん。トイレに行ってからにしよう」と言って席を外しました。

 

参ったなぁ?どうしようかな?うーん。トイレに行ってからにしよう?????

 

 

これは…?

 

 

なかなかプロポーズするタイミングがつかめず【参ったなぁ】 では?

 

 

【どうしようかな。】どうやって切り出そうかな では?

 

 

 

【トイレに行ってから】切り出そうかな では!?!?!?!?!?!(本当にいちいちプラス思考)

 

 

 

今頃トイレの鏡に映る自分に向かって「よし!決めるぞ!」とか言ってるんだわ…!

 

 

緊張で少しだけ震えて汗ばんだその手には、エンゲージリング。

 

私と一生を共にするという覚悟を胸に一歩一歩進むその先には、全てが揃ったタイミング。

 

 

もう…もう…歌っちゃう!

 

 

あなたに逢えてよかぁったぁ〜♩
あなたには希望の匂いがぁす〜る〜♩
つまずいて〜♩傷ついて〜♩泣き叫んでもぉ〜♩
綺麗な指輪の匂いがす〜る〜♩

 

 

 

あぁ聞こえる!あの鐘を〜〜〜鳴らすのは〜〜わた〜〜〜しぃ〜〜〜!

(↑え、そっちの鐘?)

 

ゴッド姉ちゃんの歌にのせて感極まっている私の元にこけしが戻ってきました。

 

 

こけしにプロポースを切り出しやすいよう「さっき参ったなぁって言ってたの何が参ったの?」と聞いてみました。

 

 

こけしは「えっ?俺そんなこと言ってた?あれ?心の中で言ってたつもりだったのに声に出ちゃってたか〜」と言います。

 

 

おほっ!

いい流れ!いい流れ!

 

 

 

この流れで「実はさ…これずっと渡したくて。いつ渡そうか迷ってたらこんなタイミングになっちゃった。ごめんね。めい、結婚しよう。」って言ってきたらいいじゃないの〜〜〜!

 

 

たーかーまーるぅーーーーー!

 

 

 

 

 

「いやー。実はさ。」

 

 

「うんうん!!!」

 

 

「ずっと悩んでたんだけど」

 

 

「うんうんうんうん!!!!!!」

 

 

「全然思い出せないんだよね」

 

 

「うんうんうんう… ん?思い出せない?

 

 

 

「昔いた会社の後輩がリゾートに行くと必ず飲んでたカクテルがあってさ〜。それ飲んでみたいと思ってるんだけど、名前が全然出てこなくさ〜。なんだっけな〜なんだっけな〜と思ってるんだけど、全然思い出せないんだよね。トイレに行ってる間に思い出そうと思ったけど、全く思い出せなかったや。【ピ】がついた気がしたんだけどなぁ。めい知ってる?【ピ】がつくカクテル。」

 

 

 

 

 

「いや知らんけど。【プ】の間違いでなくて?」

 

 

「ここのメニューにあるかなぁ〜って探してるんだけどさ〜見つからなくて。」

 

 

 

 

「ねぇ【プ】の間違いでなくて?」

 

 

 

「いや【プ】ではないよ。絶対【ピ】。一緒に探さない?【ピ】がつくカクテル。」

 

 

 

「絶対【プ】ではない…。ほんで?」

 

 

「何が?」

 

 

「そのカクテル以外に私に何か伝えたい事あるんでないの!?」

 

 

「え?ないよ?」

 

 

「ないの!?」

 

 

「ないよ?」

 

 

「ないの!!?!?!?!?!」

 

 

 

「ないよ?え?何?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、グアムの最終夜は過ぎていき、もちろん翌日の最終日も何もなく、3泊4日の旅は終わっていったのでした。

 

 

 

ちなみにこけしが探していたカクテルはピニャ・コラーダです。

 

ラムをベースに、パイナップルジュースとココナッツミルクを砕いた氷と一緒にシェイクして作るロングドリンクです。

 

黄白色で甘みが強いです。

 

Piña Coladaは、スペイン語で「うらごししたパイナップル」の意味だそうです。

 

 

いや知らんけど!?!?!?!?!!!?

 

 

 

心の底からどーーーーーーーーでもいいけど!??!!?!

 

 

本当にどうでもいい事をグアムで覚えたけど!??!?!?!

 

 

このカクテルに罪は一切ないけど、ピニャ・コラーダなんて一生嫌い!!

 

 

 

 

しくじりにしくじった、グアム旅行、これにて完結。
ちなみに実際プロポーズをしてきたのは、この旅行から2年後のことです。

 

 

 

2年!!!!!!長いよ!!!!

 

 

 

 

この記事を見ている男性諸君。

 

結婚をしたがっている彼女をむやみに南国に連れて行くのはおやめなさい。

 

目がギラついて怖いから。あと一生グチグチ言われる。私は言っている。

 

 

この記事を見ている女性諸君。あなただけでも…あなただけでも私の分まで幸せなプロポーズされてください。

 

又はしてください。私を踏み台にして高く高く…跳んでください!

 

 

 

以上、おしまい!!!!自分の空回りっぷりに泣ける!!!!

 

 

 

 

変なペースで飲み過ぎて、もうベロベロ状態な私。

 

 

ちなみに左手の拳は握りしめています。何を考えているかはもうわかるよね!!

 

 

 

あ〜無事結婚できてよかった。

 

 

 

36+



     
 



同じカテゴリの記事