我が家に伝わる心霊教訓①

※心霊関係且つ暗い話です。苦手な方はご覧になりませんようお願いします。

※名前は全て仮名です。

※これは私の祖母の家で実際に起きた出来事を元にしていますが、多少脚色してあります。

 

 

長女である私の祖母には、下に何人も兄妹がいました。
戦時中生まれという事もあり、支え合って育ってきた兄妹たちはとても絆が強かったそうですが、その中に1人だけ、成人になってもろくに働かない問題児の弟が1人いました。

 

しっかり者の祖母からすると、この弟の【武雄】だけには家を継がせたくないと思ってたようですが、色々な事情により武雄が継ぐ事になります。

 

武雄には妻がおり、働かず家にばかりいる夫を懸命に支えていました。

 

遠くから嫁いで来た妻の【加代】にとってはこんな夫でも武雄が唯一の身内であり、理解者だったようです。

 

ところが、ある日武雄が病で倒れます。

加代は武雄の入院費を稼ぐ為に昼夜関係なく働きますが、武雄の病はよくなるどころか悪化する一方で、ついにはうつ病も併発してしまいます。

 

本来大黒柱となるべき夫が体を壊し不在。
膨れ上がる入院代。
夫がいない中で義理の家を守らなければいけないプレッシャー。

 

 

加代が一人で抱え込まないよう、祖母や兄妹もできる限りフォローをしていたそうですが、祖母達の気持ちとは裏腹に加代の精神はゆっくり確実に削がれていきました。

 

 

祖母の家に電話が鳴りました。

電話の相手は実家の近くに住む兄妹からでしたが、とても動揺しており上手く聞き取れません。

 

 

加代は自ら命の絶っていたのです。
発見された場所は自宅ではなく、自宅の裏にある寺の敷地内だったそうです。

 

ぁ…武雄さえ…武雄さえしっかりしていれば…!

祖母はそう思いました。

 

 

後悔と悲しみの念に押し潰れそうになりながら、祖母は加代の葬儀に参列した日、
事件が起こります。
2に続きます。

 

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