我が家に伝わる心霊教訓②

前回の続きです。

加代の葬儀は加代が自ら命を絶った寺で執り行われる事となりました。

本来喪主をするはずの武雄はうつ病が悪化しており、とても葬儀に来られる状態ではないと、喪主は武雄の兄が代理で務める事になります。

 

親族が集まり住職によるお経上げが始まると思った時、親族の前に現れたのは住職ではなく、住職の妻でした。

 

祖母始め、その場にいた全員が「なぜ奥様が…?」と思いながら住職の妻が親族の前に立つ姿をみていました。

この妻の表情はとても暗く、よく見ると寒い冬にも関わらず全身が脂汗でびっしょりになっている事に祖母が気づきます。
「具合でも悪いのだろうか…?仮にそうだとしたら、なぜそんな状態でここに…?」と
この場にいる住職の妻の事が尚更不思議でたまりません。

 

黙りながら親族の顔をゆっくり見回し、一瞬ハッとしたような表情になった住職の妻は重い口を開いてこう言いました。

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その場にいた親族は言葉を失います。

 

果たして加代が伝えたかった事とは?

 

続きます。




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